Concept
婚礼レポート

WEDDING DATA
- 時期
- 2024年3月
- 挙式会場
- 鹿島神宮
- 挙式スタイル
- 神前式
- 人数
- 33
落ち着いた佇まいと優しさを纏う新郎様。細かな部分は新婦様にお任せしつつも、BGMにはこだわりを持ち、センスと美意識を感じさせる一面も。
一方で、新婦様はビジュアルやコーディネートに対して明確なイメージをお持ちで、感性と経験に裏打ちされたこだわりが随所に感じられました。
そんなおふたりが大切にされたのは、“主役になること”ではなく“ゲストとともに過ごすこと”。
写真を撮ったり、ゲストとの会話を楽しんだりと、華やかな演出よりも、自然体で笑顔があふれる時間を望まれていました。

この土地しかできない、唯一無二の結婚式
ご結婚式の舞台におふたりが選ばれたのは、歴史と文化が息づく佐原。
鹿島神宮で神前式を希望されていたおふたりは、この土地ならではの花嫁舟や、日本の美意識が詰まった佐原のまち並みに心惹かれたご様子でした。
披露宴の舞台には、ゲストのことを第一に考えたお料理のクオリティや、鹿島神宮からのアクセスの良さも意識されながら、古き良き世界観に包まれた佐原商家町ホテルNIPPONIAを選ばれました。


プロの目線とこだわりが光る、理想をかたちにしていく日々
おふたりは、理想をかたちにするためにたくさんのご準備を重ねられました。
特にビジュアルやスタイリングへの想いは強く、打ち合わせでは細部まで妥協せず、理想をひとつひとつ丁寧に実現していくお姿が印象的でした。
おふたりが結婚式に真摯に向き合うその姿に、伴走するスタッフの心にも自然と火が灯るような準備期間となりました。

おふたりらしさが引き立つ、厳かな挙式
挙式の舞台は、長く深い歴史を持つ鹿島神宮。
神聖な空気の中で交わされた誓いは、おふたりの愛情と覚悟を象徴するような特別なひとときとなり、ご両家にとっても、かけがえのない記憶となりました。
花嫁舟では、ゲストやまちの住人からの祝福を受けながら穏やかなときが流れ、写真撮影や佐原の美しい風景を心ゆくまで愉しまれました。



型にはまった入場にとらわれず、笑顔の中で始まる披露宴
入場シーンにもこだわって準備をされたおふたり。
披露宴の始まりは、ゲストひとりひとりと会話を弾ませる迎賓スタイルを選択されました。
中座シーンでは、フォトラウンドと組み合わせて自然な流れを演出。
新婦様のご友人が描かれたゲストの似顔絵入りの席札を取り入れたことで、会場全体に笑顔が広がりました。ゲストファーストなおふたりが創り出した和やかな時間となりました。


オリジナル枡と鏡開きで、ゲストと想いを一つに
再入場は、とある焼き印が施されたオリジナルの枡を配りながら。
ゲストが視線を向けたその枡には、新婦様のご友人が返信ハガキに描いてくれた“はりねずみ”のイラストが刻まれ、温かく可愛らしいこだわりの逸品となりました。
その後は、全員で声を揃えた「よいしょ~!」の掛け声とともに盛大に行われた鏡開き。
お酒が跳ねるほどの勢いに、ゲストの笑顔が弾け、会場が一体となった瞬間でした。



振る舞い酒とデザートビュッフェで笑顔あふれる交流を。
鏡開きの余韻を残しながらスタートしたのはデザートビュッフェ。
お酒とデザートをどちらも楽しんでほしいというおふたりの想いをかたちにした演出です。
さらに、ビュッフェスペースにもテーブルを設け、お席に関係なく交流できるように配慮された空間づくりを実現されました。
その想いが実り、おふたりのふるまい酒とデザートのどちらにも自然と列を成す程の大盛況。
おふたりの結婚式への情熱とゲストファーストな想いが叶えた、笑顔と賑わいに満ちた結婚式となりました。



プランナーより
型にはまった結婚式ではなく、おふたりもゲストも自由に動けるような、軽やかなご結婚式でしたね。おふたりとゲストの方との繋がりを感じることのできた温かく賑やかな時間でした。いろいろな工夫を一緒に考える時間は、私にとっても大切な思い出のお時間です。これからも末長いお幸せを願っております。またいつでも遊びにきてくださいね。
