Concept
婚礼レポート
WEDDING DATA
- 時期
- 2025年3月
- 挙式会場
- 香取神宮
- 挙式スタイル
- 神前式
- 人数
- 30
落ち着いた空気を纏われ、新婦様の意見を尊重される新郎様。聡明で、結婚式をとても楽しみにされていた新婦様。
準備期間、新郎様新婦様の心に咲く当日への期待をより膨らませたのは、新婦様のご友人から聞く結婚式のお話。
少しずつ手繰り寄せる結婚式の日へ喜びを募らせるように、おふたりで丁寧に準備を進められました。
より主体的に結婚式準備を進められる新婦様の笑顔を大切に思われる新郎様は、サプライズで花束を贈りたいと仰り、新婦様を喜ばせることができるように当日の流れを入念に計画されました。結婚式を実施された理由は「親族中心のアットホームな時間を過ごしたい」という想い。大切な人とともにたくさん写真を撮り、楽しく食事をして過ごす、穏やかで心温まる一日を願われていました。節々で、心の奥にある優しさが垣間見えるおふたりでした。
伝統とモダンの交差点、佐原の地
挙式の舞台となったのは、香取神宮。
新婦様の祖父母様がかつて挙式をされた思い出の地でもあり、ご親族にとっても特別な場所でした。親御様のご希望も後押しとなり、香取神宮での神前式を選択されました。
挙式後の披露宴の舞台には、香取神宮からも近く、落ち着いた雰囲気とおふたりの希望に添う佐原商家町ホテルNIPPONIAをお選びいただきました。
日本の伝統と、おふたりらしいアットホームさが調和する一日となりました。
ゲスト目線を大切に、丁寧に進めた準備期間
お打ち合わせ前は必ずおふたりで話し合われ、準備期間を大切にされていらっしゃいました。
決断の基準には、常にゲスト目線での気遣いがありました。
「どうすれば親族が心地よく過ごせるか」「世代を問わず楽しんでもらえるか」。
そんな想いを持ちながら、一つひとつを丁寧に形にされていきました。
祖父母の記憶に想いを馳せる神前式
香取神宮での挙式は、雲一つない空の下で厳かに執り行われました。
新婦様の祖父母様がかつて歩まれた道を辿るように、刻まれた歴史に想いを馳せながら歩まれたおふたり。
ゲストに見守られながら、伝統ある儀式の流れに心を委ね、世代を超えてつながる家族の絆を感じるひとときとなりました。
ゲストと願い、育てるオリーブの樹
ウェルカムスペースには、オリーブの樹を用意されました。
受付を済ませたゲストがご歓談を愉しまれながら、一人ひとりがスコップで土をかけてオリーブの植木を創り上げます。
披露宴では、おふたりが仕上げとして土を入れ、水を注いで完成させました。
“平和”と“繁栄”の象徴であるオリーブの植木を全員で完成させたその演出は、参列したすべての人の記憶に残る温かなひとときとなりました。
食のおもてなしで、会場をひとつに
お料理にもおふたりの心配りが散りばめられていました。
フレンチのカトラリーに箸を添えることで、年配の方も安心して召し上がれる工夫を。
さらに、デザートビュッフェを取り入れ、自然と立ち上がり交流が生まれる雰囲気を演出しました。
席が遠いゲスト同士もご歓談いただけるよう、甘やかな時間が、両家をつなぐきっかけとなりました。
奈良の思い出を携えて、お色直し入場
お色直しの再入場では、おふたりがかつて訪れた旅行先として心に残している奈良公園の鹿のぬいぐるみを手に登場。
大切な思い出をおふたりならではの方法でユーモアたっぷりに表現する姿に、会場からは自然と笑顔が広がりました。
おふたりらしい遊び心が、披露宴にやわらかな彩りを添えました。
プランナーより
この度は誠におめでとうございます!
おふたりの大切な皆様に囲まれながら過ごされた結婚式の1日が、かけがえのない日になったこと、私も心から嬉しく思います。
12月から打合せを開始させていただいた日からご結婚式の日まで思い出して、ほんとうに素敵なご縁をいただいたなあ・・・と感じでおります!
常にご家族様やご親族様に喜んでいただけるようにと考えながら、ご準備をされていたことが印象的です。
当日は、会場が笑顔に包まれた時間が沢山あり、皆様にも喜んでいただけて良かったと思います。
これからもおふたりらしく、笑顔溢れる素敵な家庭を築いてくださいね。
いつまでもお幸せに・・・♡
